施設にて -文章編-

まず、施設に通い初めて最初に指摘されたのは「説明力」だった。

その人が言うには、ほとんどの人は複雑な概念を「難しい言葉を使って説明している」が自分は「簡単な言葉や理解しやすい単語だけを使って説明している」らしく、その説明力が自分の書く文章にも現れているということだった。

 

自分が別の場所で執筆活動をすることになった理由の1つでもある。

 

書いた作品を施設の職員に見せた時に「天才では?」と言われたことがある。

その言葉だけは今でも受け入れることに少しだけ抵抗がある。

 

2020/10/22 14:07 追記

「簡単な単語で説明する」というのは、相手に合わせて会話する力にも影響する。

相手に何かを伝える時、難しい言葉で説明をされてもその言葉の意味を相手が知らなければ、伝えたいことがあっても伝えることが難しくなる(伝わっても間違った解釈をされる可能性がある)。

これは「曖昧な表現」を使って説明する時にも起きる。

それが原因で間違った解釈として相手に伝わることがあることと似ている。