益にも害にもなり、扱い方を誤れば猛毒にもなり得るもの

人は恋愛という概念を人生で1度は見聞きし、そして何らかの形でそれを体験する。

ある時は偉人の言葉から、そしてある時は詩集から、またある時は他人との関わりからそれを知る。

そして人はその愛を手に入れるためにあらゆることを思い浮かべ、またその度にその場しのぎの理由を作ってはそれを手に入れようと試みる。

 

そして、インターネット上の関わりでもそれを得ようとする試みがなされている。

顔も性別も定かではない相手へ勝手に恋愛感情を抱く愚か者も居れば、同じ性別の者を異性とみなしその歪んだ恋愛感情を見境なく振り回す者も居る。

検索欄では相手を手に入れるために必死な者たちが、己の勝手な憶測をもとに作り上げた相手の性格や振る舞いをもとに相手の本質を血眼になって探している。

 

現実で相手と対話しその中で相手を知る」という単純なことを忘れた人間は、ネット上の相手に対して勝手に恋愛感情を抱いたり、そういった場所で相手の本質を探そうとすることに何の疑問も持っていない。

 

ネット上の相手を勝手に女性とラベル付けし歪な恋愛感情をネット上で振り回すのも、その状態のまま妄想で相手を愛せると考えるのも馬鹿げている。

 

自分と同じ同性の人間 (男) がそういった愚行を重ねたり、ネット上で調べた情報をもとに勝手に妄想し始める人間を見るたびに、他人と関係を築く時に本当に必要なのものは何かということを思い出す。

 

"もし愚か者が富や女性の愛を手に入れたなら、誇りはその人の中に芽生えるが、知恵は決して芽生えず、愚かなまま進んでゆく。" - Hávamál

 

そういった人間と自分を隔てる壁は、たとえどのような類いの壁であれ、硬く分厚いものであることだけは確かだ。

 

目的、前提、歩む道の相違

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まず自己と向き合い孤独を克服した者とその者に付き添う帽子を持った者を見つけよ。

次に孤独を克服した者を順番に招き入れ、南へ向かう付き添い人を最後に招き入れよ。
...几帳面な付き添い人は最初に招き入れ、はぐれた付き添い人は几帳面な者の後に続け。

液晶画面の向こう側

"もし愚か者が富や女性の愛を手に入れたなら、誇りはその人の中に芽生えるが、知恵は決して芽生えず、愚かなまま進んでゆく。"

 

インターネットにおいて、特にSNSでよくある "ネット上で好意を抱いた相手に執着する人間ないしは対象を異性と勘違いする人間" は、相手の文章や興味関心などから概ね知り得る事柄を前提に雑な推論や憶測を繰り広げ、その中に異性だと読み取れそうな事柄があると "実際に姿や声を見聞きをすることも無いまま" そうであるに違いないと勘違いしまた気付くこともない。

 

...唐突な質問だが、この文章を書いた人間の性別はどちらだろうか。

もしこの文章を読んでいるあなたが文章の構成や言葉から女性だと考えたのであれば、残念ながらそうではない。

それでも "そうである確証はない" とか "言葉の選び方が女性的だ" とか "ジェンダーが" などとあなたは反論するかもしれない。

 

...ではこういう質問はどうだろう。

「あなたはその人の姿や声を一度でも見聞きしたことはあるのか」

 

この質問によって、 "返す言葉が無い" とあなたが感じたならばそうなって当然だ。

─そういう意味で、ネット上で好意を抱いた相手に執着する人間ないしは対象を異性と勘違いする人間の精神的進化の現状は未だ発展途上の最中にある。

 

 

"─人類における精神的進化の現状、つまり人類がどこまで悟りに近付いているかを知りたいのならば、インターネットを見るといい。"

"(中略) ...時々、そういうものの全てから切り離されたいと思うことは無いか?"

暗号通貨

かつて暗号通貨という言葉は、世間的には悪い意味として捉えられていた。

"暗号通貨、要約すると中央銀行 (中央集権的なシステム) を必要としないP2P方式の決済システム" 、 そしてかつては "ランサムウェアの身代金要求や深層ウェブでの取引で目撃することが多かったもの" だ。

そういう捉え方をされている時に自分は暗号通貨という概念に出会った。

当時はBitcoinという言葉自体、ランサムウェアという言葉と関連して言われることの方が多かった (例 : Elenoocka, WannaCry等)。

本当はそういう目的で作られたものではないのだろうと考えて調べた時、日本人の名前が出てきた時は思わず目を丸くした (本当に日本人なのかということについては様々な説がある)。

 

話は少しだけ変わるが現代で暗号通貨の話をする人達 (特に暗号通貨をビジネスやマーケティング、Web3といった概念と併用している一部の魔法使い気取りの道化師達) は、まるで未来のテクノロジーのように話ながら暗号資産を話題に挙げ、夢物語をするように "こうすれば活用できる" などとビジネス用語を用いて話している。

暗号通貨の仕組みと作られた理由を慎重に紐解いていけば、本来そういう目的を主として作られた訳ではないということが分かるはずだ。

 

自分が興味を持ったのは8年ほど前だが、最近になって暗号通貨が一般的な層にも注目されるほど話題になっていることに対しては率直に "今更騒ぐことなのか" と感じている。

Επιλογή

11ヶ月前のまだ夏の暑さが残っていたあの日、自分は一人暮らしの前段階として一時的な住居に住むことにした。

そこで様々な生活スキルを学び、多くの人達と話す機会を自分に与えてくれた。

その機会を通じて数少ない友人もできた。

そして自分が見えていなかった視点に気付かせてくれた。

また、自分もその人達に色々なことを教えた。

 

転居前の一週間、自分と関わってくれた人達から別れの言葉を貰った。

ある人には「頑張り過ぎないように」と言われ、そしてある人からは手紙を貰った。

そして共通して言われたことは「体に気を付けて」という言葉だった。

 

自分の盲点を見つけ出してくれた人は、自分がそこから去ることに対して「また一人になるのは寂しい」「もう会えなくなるのか」と言っていた。

聞けば他の友人達と疎遠になりかけているという。

自分はその人に「あなたが一番信頼を置いている人達に "あなたのことをよろしく頼みます" と伝えています、その人達を頼って下さい」と伝えた。

続けて「また何処かで会えますよ、その時はまたこうして話をしましょう」と。

 

転居前の2日間、その場所で支援を担当してくれた2人に会うことができた。

2人とも今はそことは違う場所でそこに関わっている人達だ。

そして、自分の元支援者だ。

ある人は自分がそこから去ることを聞いて「もう会えないかもしれない」という思いで会いに来たという。

その人と会話した際、自分はあるフレーズを口にした。

その人は「ここに来た時もそう言っていた」と返した。

 

そしてもう一人には、以外なことを言われた。

しかしこれは心の中の石碑の一つに刻んでおくことにする。

きっとその方が良い。

 

そして、自分は2人に感謝の念を伝えた。

 

Δεν είστε μόνοι όσο μπορείτε να μιλάτε για τη μοναξιά σας.
Η αληθινή μοναξιά γεννιέται από μια διαύγεια αντίληψης που δεν σας επιτρέπει καν να την αισθανθείτε.

転居 その2

現在、一時的な住居から出て本格的な一人暮らしを始める計画をしている。

転居が落ち着いたら、暫くは妹に会いに行く頻度を増やそうと考えている。

 

思えば10ヶ月前、一時的な住居に来てから様々なことがあった。

数少ない友人ができたこと、アイデアを通して他人と関わる機会がより増えたこと、そして自分自身のことを理解することや理解者を見つけることの重要性を改めて痛感した。

 

数少ない友人達には、色々なことを教えて貰った。

そして同時に自分も友人達と対話して色々なことを教えた。

 

友人達からは「10年先の考えを持っている人」だと言われたり「あなたは才能がある分、他人からあれこれ言われたり嫉妬されるだろうけど気にしなくて良い。大して何もできない人達だろうから。」など様々な助言をくれた。

そして恐らく自分の人生に大きく影響を与える可能性のある事柄を教えてくれた人、彼との会話はとても有意義だった。

自分に欠けている部分を指摘してくれたこと、自分の性質に対して理解を示してくれたこと、そして何より自分がどういう状態であっても話を聞いて必要な時に的確なフィードバックをくれたことを感謝している。

 

彼に関しては踏み込んだ話を何度もしているため、これ以上詳細に話すことは控えさせてもらう。

彼には平穏が必要だ。

 

残りの数ヶ月間で一時的な住居から離れることを予定しているが、落ち着くまでは時間を要する可能性がある。

仕事に関しても、現在の仕事から別の仕事へ変更することを予定している。

だが少しずつ確実に前へ進んでいるのは確かだ。

 

一つに集約することの危うさ

例えばの話、高度にIoT化が進んだ社会はあらゆる物やデバイスまたはインフラなどをある会社のシステムに依存または集約させようとする。

この例えの欠点はとても単純で、そのシステムが提供するサービスに重大な問題が生じた場合僅か数分も掛からずに機能停止に追い込まれる可能性があるということだ。

 

コンセントタップを思い浮かべてもらえると分かりやすい。

どんなにコンセントの数が多くても、コンセントタップに電気が供給されなければ全て使い物にならない。

 

そして大抵の場合、このリスクの存在を覆い隠す問題は3つある。

1つは技術の共有がされないことと、緊急時に他社との連携を想定しないこと、そして最後は 冒頭で説明した欠点によって生じるリスクを考えないことだ。